フランス南東部、コート・デュ・ヴァントゥーのアプト。
その中心地から5分ほどの場所にあるザビエ・ルイ・ヴィトン氏の農場で生産されており、『XLV』という名称もそこから来ています。南南東に面した斜面にある畑は水はけがよく、日当たりも抜群。畑の入り口には18世紀後半に発見された新鮮な湧き水の出る泉もあり、現在も清らかな水が湧き出ています。この恵まれた条件のもと、ぶどうの収穫からボトル詰めに至るまで、細心の管理を受けながら、珠玉のボトルXLVは生産されており、その品質の高さは、ボトル裏側のラベルで明記されています。
このワインがAOC(原産地統制名称)法に基づく高級品として、フランス共和国から格付けされているという事実です。ワインの母国とも言えるフランス本国からも称賛されている由緒正しきワイン。彼の作り出すワインには、それだけの味と情熱が詰まっているというまさに証拠とも言えます。
これらのこだわりを有しているワインですがウィークポイントもあります。それは生産量が少ない事です。実際に日本でも大変希少なワインとして知られています。今や大量生産、大量販売の時代。しかし、ザビエ氏は今のスタイルを崩す事なく自らのアイデンティティのもと、ワイン造りに取り組む姿こそ本来の職人の姿。
本物の職人のワインを是非堪能されてみては如何でしょう。